コンプレックスとキャリアカウンセリング

コンプレックスとキャリアカウンセリング

コンプレックスの自律性

コンプレックスと聞くとすぐに思い浮かぶのは劣等感ですが、実は劣等感もコンプレックスの一つなのであって、コンプレックスとは無数にあるのです。マザー・コンプレックス、エディプス・コンプレックス等と聞くとイメージしやすいでしょうか。このコンプレックスは、無意識の中にあって、強烈な感情を伴うかたまりのようなもので、各人の中で繰り広げられる「葛藤」と表現することもできるかもしれません。しかし、コンプレックスは無意識の中に存在しながら、自律性を持っているのだそうです。つまり、意識や本人の意図とは無関係に自律的に働くということなのですが、これはいったいどういうことなのでしょうか。

たとえば、権力コンプレックスが問題となる場合には、権力を象徴するような人物(上司、警察官等)に会うと、意識の及ばないところで身体が文字通り反応してしまうことがあるようです。その結果、警察官が監視している道路で、わざわざ一時停止の標識を見逃して違反をしてしまうといったことが起こってしまいます。

このように、無意識の中のコンプレックスの自律性によって、普段なら起こりえないような行動を取ってしまう場合もあります。一方で、「意識」はそのようなコンプレックスを抑え込んで防衛しようとするのです。そして、コンプレックスが何らかの理由で活性化し、意識とせめぎ合う時は、変容の機会だと捉えることもできます。コンプレックスに耳を傾けると新しい自分を創造することにも繋がっていくと考えられます。

 

キャリアコンサルタントの役割

あるお悩みを抱えた方がキャリアコンサルタントに相談に来られた時に、キャリアカウンセリングのプロセスを経てだんだんとご自身の内面に掘り下がってゆくと、最初のお悩みとはまったく別の問題や感情が表面化する場合があります。これまで自分でも気づかなかったような感情や思いに気づき、相談者様自身が戸惑われることも多いです。このようなときも、キャリアコンサルタントはご相談者様のお話しに耳を傾けて、必要な質問をさせていただきます。そうするうちに相談者様自身に新たな「気づき」が起こり、問題解決へ向けて方策を検討することができるようになります。

困難な気持ちを抱えている時は変容のチャンスなのです。キャリアコンサルタントは、会話を通してご相談者様の問題が解決され、幸せなキャリアを進んでいかれるようなサポートを行っています。どうぞお気軽にライフキャリア相談室バッカスへご相談ください。

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