キャリアカウンセリングで自己イメージを探る

キャリアカウンセリングで自己イメージを探る

キャリアアンカー

いよいよ大晦日。皆さまの一年はどんな年でしたでしょうか。

さて、年末年始を迎える中、転職活動を頑張っておられる方々がたくさんいらっしゃると思います。内定をもらってもその会社に決めてしまって本当に良いのかどうか、悩んでしまう場合があるのではないでしょうか。 キャリアに関する理論の中に、シャイン博士が提唱したキャリアアンカーというものがあります。キャリアアンカーとは、個人が絶対に放棄することができない価値観・欲求のことで、その人にとって最も大切にしたいことであり人生の錨(いかり)となるものです。人の内面では、周囲からのフィードバックや自身の経験から自己イメージができあがっていきますが、その自己イメージには3つの面があるといいます。

①自分はどのような仕事が得意で、また苦手なのか(能力)

②自分は本当は何をしたいのか、何を求めているのか(動機)

③何をしている自分に価値を感じるのか(価値)

シャイン博士はこれらの自己イメージがキャリアに対する指向を決めると考え、その指向のことをキャリアアンカーと言いました。このキャリアアンカーは8つのタイプに分類されています。

1  専門コンピタンス:特定の分野で能力を発揮して、挑戦し成長することに喜びを感じる

2  自立:組織のルールに縛られず、自分で自由に決めることを望む

3  安定:キャリアを安定させることで満足感をもつことを求める

4  企業家的創造性:新しいものを作り出して、自分の努力を実感したい

5 社会への貢献:自分が価値があると思う分野で働く機会を追う

6 チャレンジ:不可能に打ち勝つことが重要と考え、競争にやりがいを感じる

7  調和:自分が仕事に求めるものと家族の要望など、全体の調和を考えようとする

8  経営管理コンピタンス:組織内の機能を結び付け、組織の期待に応えようとする

幸せなキャリアを創造する

この理論だけで個人を決めつけてしまうことがあってはなりませんが、「へえ、こんな分類の仕方があるんや」ということを知っていると、自分は何に価値を置くのか、キャリアにおいて何を大切にしたいのかについて考える良いきっかけになります。 自分自身が最も大切だと感じること、これを一度ゆっくり考えてみてください。そうして選んだ会社・仕事で、ご自身の能力を発揮して幸せを感じることができると良いですよね。

皆さまにとって、来年が素晴らしい年となりますように。 どうぞ良い新年をお迎えください。

電話とSkypeのライフキャリア相談室バッカス

 


nakayoshi