キャリアカウンセリングで自分にマッチした仕事を見つける

キャリアカウンセリングで自分にマッチする仕事を見つける

 

前回、キャリアカウンセリングのニーズが高まっていることをお話ししましたが、では、キャリアカウンセリングはどのようにして誕生したのでしょうか。今回はキャリアカウンセリングの歴史を少し紹介して、カウンセリングの活かし方についてお話します。

 

キャリアカウンセリングの歴史

働く場所を探すことを援助したり支援したりという意味で言えば、おそらく遥か古代から存在していたと考えられます。しかし近代以前、職業は身分や階級によってほとんど固定されていました。したがってそのような時代では本人の意思や適性に関わりなく「働く場所」を割り当てるだけのようなものだったと考えられます。現代的なキャリアカウンセリングは、産業革命による地域の工業化や職業構造の多様化によって、19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパと北アメリカで始まり、次いでアジア、アフリカ、南米、そして東ヨーロッパや旧ソビエト圏へと広がりました。

そして現在では、働くことを希望する個人の意思を重視したキャリア設計支援や自己発見による能力開発支援など、キャリアカウンセリングが果たす役割は大きくなっています。

 

キャリアカウンセリングの活用

現代では、どんな人生を送りたいか、どんな風にキャリアを形成していきたいか、本人の意思や希望を重視してカウンセリングを行っていますが、どんな仕事があるのか分からなかったり、どんな仕事が自分に向いているのか分からない、ということもあると思います。特にこれから就職活動をする学生の皆さんにとって、早く自分に合う仕事を見つけたいと焦ってしまうことがあるのではないでしょうか。

また、現に仕事に就いているものの現在の仕事が自分には向いていないんじゃないかと悩んでいる方や、特にやりたい仕事があるわけではなくある程度のところで就職を決めたり、または仕事内容や職場が合わずに転職を繰り返してしまうこともあるでしょう。

そのようなとき、キャリアカウンセリングを利用して自己発見のための時間を作ることで、自分のキャリアについて長期的に設計することができるようになります。

 

自分を育てる

キャリアに関する葛藤というのは、心理的なストレスが非常に大きいので、一人で抱え込んでしまいがちです。しかし、自分の可能性と自由な選択の機会があることに気づくことができれば、抱えている問題の解決策も見えてくるはずです。

また、自分の適性がわからなくて転職を繰り返してしまうという場合でも、スキルは習得できるものであり、能力は開発できるもの、ということに気づくことができれば、これからのキャリア形成や人生設計も違ってくるでしょう。

自分にマッチする仕事がなんであるかよりも、自分は何をどうしたいのかをまずしっかり考えて欲しいと思います。豊かな人生に向けて自分を育てていこうとすることが大切です。

 

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